カーテンのサイズの決め方(窓の採寸方法)
カーテンを注文する前には、以下の手順に従って、窓のサイズを測ってください。
横幅と丈(高さ)が判れば、どのサイズのカーテンがその窓に適正なのかがわかり、商品選択の目安になります。
1. カーテンレールの幅を測ってください
カーテンレールの両端の固定された金具と反対側の固定された金具までを測ってください。
※カーテンの仕上がり巾は、「カーテンを広げた時の巾」ですので、多少ゆとりを持った方がヒダがきれいに出ます。
つまり、3%〜5%のゆとりをプラスします。したがって 「レール幅 × 1.03〜1.05 (3〜5%増)」で計算した横巾が適正なカーテンの巾サイズとなるわけです。
(例)レール幅が190cmであれば、190×1.05=199.5cm が適正なカーテンの横巾となります。
通常レールの場合


装飾レールの場合


2. 窓の高さを測ってください
カーテンレールの金具(ランナー)の穴の下から、窓の下までを測ってください。
腰高窓(中間窓)の場合

また、ドレープ(厚地)カーテンとレースカーテンを2重使用する場合、レースカーテンのカーテン丈は (ドレープ(厚地)カーテンの丈−2cm) が適正なカーテン丈になります。
履き出し窓の場合

その他、特殊な窓の場合は、カーテンレールの金具から必要な高さを計測して下さい。
金具(ランナー)の部分の拡大すると…

カーテンに付属しているフックですが、既製カーテンではドレープ(厚地)カーテンにはBフック、レースカーテンにはAフックが取り付けられています。これらのフックは下図のようなカーテンレールに対応しますので、ご確認をお願いします。

3. カーテンのタイプを決める
取り付けるカーテンを両開きにするか、片開きにするかを決めてください。
両開き

1つの窓で2枚のカーテンが真ん中から両側に開くタイプです。
(例)100cm巾×2枚、150cm巾×2枚、100cm(1枚入り)を2枚購入、150cm(1枚入り)を2枚購入など
片開き

1つの窓で1枚のカーテンが、どちらか一方に開くタイプです。
(例)200cm×1枚、150cm×1枚、100cm×1枚など
4. 上記の1〜3を基にカーテンの幅サイズと高さ(丈)サイズを決定する
上記の結果を踏まえて、お好みのカーテンのサイズを選んで下さい。
既製カーテンの場合、巾や丈のサイズは一部の商品(丈サイズ直し用)を除いては、すでに縫製が完了しており変更は出来ません。
既製カーテンは、多少サイズが合わなくても気にならないお客様には大変お買い得な商品です。実際、幅は多少大きくても使用に問題ありませんし、丈(高さ) は引きずったりする以外はあまりに気にならないものです。
どうしても、上記で算出したサイズのカーテンをご希望される場合には、価格は多少高くなります が、 ご希望のサイズに合わせてご注文を受けてから生産を行う商品 や 「高さ1cm単位サイズ指定チケット」および「幅1cm単位サイズ指定チケット」を使用可能な対象商品 をおすすめいたします。